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ファンベルト交換

 

 先日、エンジン始動が悪いとのことで出張点検をご用命され、バッテリー点検に伺いました。その際に各部を点検したところ、ファンベルトが劣化していたのでお客様にご報告し、バッテリー交換とファンベルト交換のご依頼をいただきました。画像を見てわかるように、ベルトに細かいヒビが入っており、限界の状態となっております。

 常時在庫はしておりませんので、すぐに部品を発注し後日の交換作業となり、お客様のご都合で、日曜日に業をさせていただきました。

 

 一般の方は、なかなかファンベルトの点検まではなさっていないと思いますが、ファンベルトは非常に重要な部品なんです。

 

 エンジンの動力を利用し、ファンベルトによって、エアコンやパワステ、オルタネーター(発電機)やウォーターポンプなどを動かしています。つまり、ファンベルトが切れたり外れたりすると、それらが働かなくなるということで、パワステやエアコンは効かなくなるばかりか、万一そのままの状態で走行を続けると、冷却水が循環しないためエンジンが異常に加熱し、最悪の場合、エンジンが壊れてしまいます。

 ファンベルトの点検方法は、車載の取扱説明書に書いてあると思いますので、簡単に行うことが出来ます。

 こちらのお客様のおクルマには3本のベルトが掛かっています。劣化がひどかったのは1本だけでしたが、ファンベルトの交換は、なるべく同時に交換することをオススメします。作業の際にエンジン付近の部品を外したり、全てのベルトの張り調整も行うため、同時に交換した方が作業工賃の節約にもなります。また、1本だけ新品交換すると、後日の点検の際に、見えやすいベルト(目につく新しいベルト)だけを点検してしまい、他のベルトを見落とす危険もあります。

 

 なお、ベルト交換の際には「プーリー」と言う、ベルトが掛かる円盤状の部品も点検し、動きに異常がある場合には交換が必要となります。この「プーリー」は、ただ回転するだけのものと、オルタネーターなどの補機に付いているプーリーがあります。どの状態が正常で、どの状態が異常なのかの判断は、やはり経験が必要となりますので、交換作業は業者にご依頼されることをオススメします。

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コメント: 1
  • #1

    浅川自動車 (火曜日, 19 1月 2016 19:32)

    最近の乗用車は1本掛けベルトで、劣化しにくく長持ちする反面、劣化に気付きにくい短所もありますよね。当社に入庫されるお客様も、自らファンベルトの交換を依頼される人はほとんどいらっしゃいません。
    実際の作業においては、狭くてベルト交換がとてもやりづらいので正直やりたくないのですが・・・(^^ゞ

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