カローラルミオンへのドライブレコーダー取り付けです。
お客様お持ち込みのドライブレコーダーで、後方カメラもある機種でした。
もちろん配線は見えないように隠蔽させ、電源もシガーソケットとは別に増設させます。
お客様にブログの掲載をお伝えするのを忘れたので、写真は控えめになっています・・・(;´Д`)
まずは電源の取り出しから。
シフト下をゴッソリ取り外します。
ツメを割らないように慎重かつ豪快に取り外します(^^;)
カローラルミオンは初めて触るので、全ての箇所でツメの形状や位置、方向などを確かめながら作業します。
次にピラーカバーを外します。
このクルマはピラーカバーの中にエアバックがありますので注意が必要です。
まずウェザーストリップ(ドアを閉めた時に当たる、周囲に付いているゴム)を外しておきますが、全て取ってしまうと戻すのに余計な時間を費やすので、必要な部分のみ取り外します。
その際、ウェザーストリップの溝の内側と車体側にブチルゴムのようなものが入っていますので(車種によって無いこともあります)手や工具に付かないように注意します。
もし手などに付着してしまったらすぐに落としましょう。そのまま作業を続けると、不意に触れた箇所が汚れてしまい、場所によっては汚れを落とすのに苦労することがあります。
17時から作業を始め、電話対応などをしていたらあっと言う間に暗くなり始めてしまいました。
この日は、ガレージ内に預かり中の事故車があり、外での作業となっていますので、投光器をつけて作業します。
次はバックカメラの取り付けに移ります。
今回の機種もそうでしたが、付属の配線が思いのほか短いことがあります。
まず配線を仮で這わせてみて、希望の取り付け位置に付けられるか確認をしておきましょう。
そうしないと、カメラやケーブルなどを固定した後に「あと5センチなのに・・・(;´Д`)」などと泣くことになりかねませんよ!
後方カメラを仮付けし、配線を這わせてみます。
ショートや断線の危険がなく、かつ最短距離での配線でやってみますが、お客様のご要望の位置には30センチほど届かないことが判明しました。
すぐにお客様へお伝えし、今回は本体(メインの前方カメラ)を配線が届く範囲の位置へ仮固定しておくこととなりました。
余談ですが、電源の取り出しなどにこのような『配線コネクタ』を使いますよね。
簡単に電源が取れて作業時間の短縮にもなりますが、私は好きではないんですよね。。。
かさばって見た目も悪いですし、経年で断線したり接触不良となることが多いんです。
作業する位置が狭くてハンダやスプライスが使えない時は仕方ありませんが、極力これは使わないで結線します。
(スプライスだけだと抜けてしまうことがあるので、なるべくハンダ付けをお勧めします)
ということで、ハンダでバック電源を取り出します。
結線後、ビニールテープで絶縁してからコールゲートチューブを被せます。
この場所は、スモール/ブレーキ球の交換などで触る場所なので、なるべくスッキリ&安全な配線をしておく必要があります。
写真がブレてしまっていますね・・・(^^;)
カバー内の配線に沿って助手席足元を目指して配線を這わせます。
車両の受け渡し予定時刻が迫ってきてしまい、この頃は写真を撮る余裕がなくなっています(;'∀')
だからと言って手は抜かずにキッチリ作業しますよ!
配線をまとめ、外から見えない位置へ固定します。
その時、固定する位置をよく考えましょう。
エアコンの吹き出し口切り替えレバーなど動く部分がありますので、その周囲には絶対に固定させてはいけません。
画像はありませんが、電源はACC電源から分岐させたコードを伸ばしてシガーソケットを増設し、助手席足元の奥の方へ配置しました。
配線をまとめたら外したカバーなどを元に戻し、ドラレコの起動チェックです。
正常に動くことを確認し、カメラの角度を調整します。
工具を片付け、清掃して作業は終了です。
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