ディーラーの不手際・・・!?

まず、不具合→当社の修理までの流れを説明します・・・

(このブログ、整備内容は全く書いてありませんm(__)m スミマセン。。。)

 

ドライバーさんは深夜に新東名高速道路を走行中、DPF再生の表示が出たが運行計画の都合上40~50分程走行を続けた。

次第に不調を感じ始め、緩い坂でもパワーが出なくなった。

休憩する予定だったパーキングエリアに到着しDPFスイッチ(手動再生)を押したが手動再生が出来ない状態となっていた。

 

会社の車両担当者さん(Aさんと呼びます)から『ふそう夜間ダイヤル』へ電話をし、「(会社がある)愛知まで帰れる状態までの応急処置」を依頼。

約1.5時間後に現場へメカニックが到着。

 

若いメカニックは早速診断機をつないでゴチョゴチョ調べつつ、携帯でどこかへ電話をしながら作業。

そして、「再生不能なレベルまで達しているので何も出来ません。走行は可能なので最寄りのふそうへ入庫してください」と・・・

 

ドライバーさんがAさんへ連絡し、上記のやり取りを説明。

メカニックに電話を変わってもらいAさんとメカニックのやり取りが始まったそうです。

 

A「症状は予想していたので、ひとまず応急的にマフラーの隙間を開けてください」

ふ「診断機で調べたところ、強制再生も出来ないレベルなのでここでは処置できません。最寄りのふそうへ入れてください」

A「ですから、状況はわかっているので応急的にマフラーを割って逃がしてください」

ふ「そういうことは出来ないんですよ」

A「え???」

ふ「診断機で調べたので・・・」

A「だーかーらー! 診断機で調べたのはわかったから! DPFマフラーの上流側に隙間を作って差圧をごまかしてくれ! それで愛知まで通常走行出来るでしょ!? アナタできないの?」

ふ「このトラックは構造上そういうことが出来ないんですよ・・・」

A「はぁ~!? そのファイターは『構造上』マフラーに隙間を作れないってこと????????」

ふ「はい。できません」

A「もういいわ・・・( ̄д ̄)」

 

最寄りのふそうへ行っても、実際に作業を始めるのは早くても朝8時。通常なら8時半から9時スタートです。

積み荷の配達時間があるので、運送会社さんはそんな悠長なことを言ってられません。

Aさんは苦渋の選択で、出力低下の状態でもなんとか走り納品を済ませるよう指示。

その後、ウチへの入庫となりました。

 

 

Aさん、かなり激怒してました。

上記の話をAさんとドライバーさんから聞いた私もワケがわかりません(;´Д`)

直せなかった(応急処置すら出来なかった)のは百歩譲ってヨシとしても、問題なのはふそうのメカニックの発言です。

(実際には、ふそうから外注委託されて来たメカニックですが)

「構造上できない」

そんなはずはありません!!!

なのに、それを断言しちゃうんですもんね。

そりゃ会社の担当者さんも怒りますよ。呆れますよ・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ

トラックについて何も知らない管理者さんなら「あ~、そうなんですか」となったかもしれませんけど。

 

 

実際のところ、現場に来たメカニックに知識も経験も無く作業が出来なかった(わからなかった)のか、作業中メカニックが電話でやり取りしていた相手から「何かあったら責任問題になるからやるな!」と指示されたのか、当人しかわかりません。

でも、「構造上出来ない」という言葉は明らかに嘘になります。もし、知識が無かったり作業する自信がないのなら正直にそれを伝えるべきです。

また、「責任取れないから出来ない」というならそれを伝えるべきです。現場作業可能範囲などのルールがあるなら仕方ありませんしね。

 

今回の件に限らず、ディーラーさん手配のレスキュー(特に外注工場のメカニック)ではこういった事が多くあります。

『装備のない車で来て、何も出来ない』

『必要な工具や予想される部品を持ってきておらず、工場へ往復』

『診断機だけ繋いで、簡単に「レッカーですね」と言う』

『「応急処置」というが、ただガムテープで固定しただけ』

などなど・・・

これまでの例を挙げたらキリがありません。

 

よくそのような作業でお金がもらえますよね(-_-;)

専門的な言葉で間違ったことを言ってその場をしのぎ、後日シレ~っと請求書を送る。

これってどうなんでしょうか?

大手メーカーやディーラーのマークが入った作業着を着ていれば何をしてもいいんですか!?

 

 

DPFマフラー洗浄のブログを書く予定でしたが、Aさん同様私もディーラーさんの対応に普段から納得がいってないのでこんなブログになってしまいました。。。

 

また時間のある時に、「ファイターDPF洗浄」の整備ブログを書きますね(^^;)

 

←予告画像です(^^;

あ、もしふそう関係者の方がこのブログをご覧になって不愉快になられたのでしたらすみません。

ですが、これが「現場」の実態なんです。

その上で、私への文句など言いたいことがおありでしたら、このHPの下の方にアドレスがあるので直接メールしてくださいね。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    SASUKE (日曜日, 28 10月 2018 23:39)

    うちのトラックはIですが、エアーがダダ漏れになって似たことがありました。
    デラSOSの判断でレッカー搬送となりましたがデラさんじゃなく取引してる民間工場へ入れたのですが現場でも応急的には直せたはずと言われました。
    クレームでレッカー代は折半になりましたが腑に落ちません。
    言われるままにデラへ入庫させていたら真相は葬られていたのでしょうか・・・

  • #2

    GKS (水曜日, 31 10月 2018 13:29)

    SASUKEさん、コメントありがとうございます。
    先月当社をご利用いただいた方ですよね?(^^;

    困った時に利用するディーラーのSOSがそんなんじゃ困りますよね・・・
    トラックの場合、次の仕事が迫っているので悠長なことを言ってられません。
    「とりあえず走れるように」が基本ですが、どうすることも出来ない不具合もありますのでその判断は難しいですけど(-_-;)

ロードサービス・自動車点検整備・事故車修理・タイヤ各種部品販売取付

ジーケーサービス (GK-SERVICE)

 

ヤマトオートワークス 協力工場   刈通オートテクノ 協力工場

ロードサービス ぷるる 加盟店      

 

・愛知コールセンター

    tel  :  0567-74-7724 (代)

    fax :  0567-74-7725

       E-mail  :  rescue24@gk-service.com

・桑名基地

  〒511-0031 三重県桑名市三之丸16-1

 

 

  

 適格請求書発行事業者

 古物商許可番号 第551100119800号 三重県公安委員会